image photo

開業後の販促のコツ

image:間取り図面にもこだわりましょう。 image:良いか悪いかは別にして、ポスティングではこのようなチラシを目にしますね。

せっかく開業しても上手くいかず、業績の伸びない不動産会社は星の数ほど存在します。

どんな不動産会社でありたいのか。
何が強みなのか。
他社との違いは何なのか。
会社としての考え方、理念を明確に持っていることが必要です。
それらが、事務所の雰囲気や、ホームページ、チラシなどにも表れ、お客様にも伝わっていくものになるからです。

このページでは販促についてもう少し詳しく見ていきましょう。
不動産の販促でもっとも大切とされるのがコンセプトについてです。


コンセプトについて
特に不動産は単価が高く、必要としているユーザーも限られるため、コンセプトをしっかりさせなければ売れるものも売れません。
ユーザーの心を動かすためにはマーケティング調査からプロモーション計画まで、コンセプトをもとに行動することが大切です。
細かく相場や市場の情報を調べたり、仮ターゲットを設定してアピールの仕方を考えてみたり、販促したい物件のメリットを書き出したり、言ってしまえば地味な作業が続くと思いますが、そういった要素の積み重ねで売却の確立がアップするのです。

チラシやホームページについて
また、チラシやホームページといった販促も非常に重要。
特に現代はネット社会です。20代の94%、30代の82%、40代の72%がスマホを所持しています。
スマホを持っている=ネットで情報を集めている、といっても過言ではないでしょう。
そのため、不動産の販促にネットを利用しないなんて選択肢はありません。
とは言え、ただやみくもにホームページを作っても意味がないので、この時もコンセプトにのっとったページ作りを心がけましょう。

ホームページから伝わる雰囲気はとても大切です。誠実さや安心感を伝えることが必要です。同時に、自社の独自性や個性も伝えたいものです。 会社のホームページの中に物件情報を載せているものが多いですね。
物件のアピールポイントをしっかり魅せているか、ビジュアル的に目を惹くかなど、デザインにこだわったホームページ作りも大切です。使い勝手が悪い、どんなサービスがあるのかわからない、そんなホームページではユーザーも逃げてしまいます。
ホームページについては専門的な知識を必要とします。そういったことが好きな人であれば、素人でもホームページを上手に作る人もいますが、自信が無い場合は信頼出来る制作会社に依頼するのが良いかもしれません。どんなホームページにしたいか、いろいろなものを見て情報収集しておくことが大切です。

ポスティングについて
また、ポスティングで販促効果を狙う方法もあります。ポスティングとはいわばチラシ配布のこと。最近は新聞の購読数もだんだんに減っているため、昔のように新聞の折り込み広告で販促するのが難しくなっているのです。

ポスティングであればエリアを絞って各家庭に広告が届くため、ダイレクトに不動産のアピールを行えます。賃貸アパートやマンション、団地、企業の社宅など、建物を絞ることもできます。
不動産のポスティングには1色のチラシが多いですが、細かいことですが、間取り図面にもこだわりましょう。1色チラシに写真を載せているのもよく見ますが、小さな写真は意外に見づらいですので。
文字の大きさにも気をつけ、情報が分かりやすく、物件の魅力が伝わることが大切です。
私が参考にしたサイトをご紹介しておきます。

[参考サイト]
ときめくコンセプト-不動産物件の販促企画について-
不動産チラシの新しい成功パターン「コンテンツ充実型チラシ」とは?


一番大切なのは、会社としての独自性を磨いていくことだと思います。
つまり中身で勝負するということです。
例えば、気軽に来店してもらえるような仕掛けや、素晴らしい接客など。
お客様にとってみれば、不動産の購入は一生に一度有るか無いかの大きな買い物です。
単にモノを売っているのではなく、お客様の人生に関わる大切な仕事。
お客様に寄り添って、お客様に幸せになっていただくという姿勢が何よりも大切なのです。